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アテローム血栓性脳梗塞の治療はどのようにすべきなのか?

2018.10.26

みやび 浦和 脳梗塞・脳出血・くも膜下出血リハビリセンターより、本日も皆様に是非知っておいて頂きたい基礎知識をお送りします。

アテローム血栓性脳梗塞は悪玉コレステロールが増え、それが血管内で固まることにより起きてしまう脳梗塞の一つです。そんなアテローム血栓性脳梗塞になってしまった場合、治療方法はどのようなものが挙げられるのでしょうか?

今回はアテローム血栓性脳梗塞の治療方法についてご紹介していきます。

■アテローム血栓性脳梗塞の急性期治療

アテローム血栓性脳梗塞の急性期は症状も発症してきていて、いつ動脈硬化につながってしまうかわからない、かなり危険な状況です。そんな急性期に行われる治療方法は以下の中から適切なものを選び、処置されます。

・血栓溶解療法

脳梗塞を発症してから4時間半以内なら適用される治療方法です。血が凝固した状態の血栓を溶解する力を持つアルテプラーゼと呼ばれる薬剤が投与されます。また、発症してから3~6時間以内ならウロキナーゼ局注になることもあるでしょう。ウロキナーゼも血液溶解剤となりますが、アルテプラーゼのほうがより高い効果が期待でき、しかも安全性が高いため、アルテプラーゼが選ばれることの方が多いです。

・抗血小板療法

血小板が活性化すると血液が凝固してしまい、血栓を大きくしてしまう可能性があるため、それを防ぐために血小板の力を抑えるための治療を行います。アスピリン内服などが一般的であり、エビデンスも確立されているので安心して利用できるでしょう。

・脳保護療法

脳梗塞により虚血状態になってしまった場合、血流が再開されると細胞に障害をもたらしてしまうフリーラジカルというものが増加してしまいます。そのフリーラジカルを補足し、脳細胞に障害を与えないようにするための治療法を脳保護療法と言います。

・抗凝固療法

こちらは血小板ではなく血液中のフィブリン生成を抑制するために行われる治療方法です。

フィブリンを抑制することで、血流はよりスムーズになります。

・抗脳浮腫療法

脳梗塞によって壊死してしまった脳細胞は浮腫を起こしてしまいます。浮腫を起こしてしまうと周りの細胞を圧迫してしまい、正常な機能を失ってしまう可能性が高いです。これを防止するために高脳浮腫療法が行われます。抗脳浮腫療法で使用されるのはグリセロールという食品添加物にも使用されるような成分で、静脈注射によって血液中に注入します。グリセロールが入ると血液の浸透圧が一気に上がるため、壊死した脳細胞が吸収してしまった水分も一緒に血流に流し、尿へと促すのです。

アテローム血栓性脳梗塞が発症した場合、急性期に行われる治療方法をご紹介してきました。

その後は患者の容態などに合わせて一人ひとりに適した治療法が行われます。

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