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脳幹の梗塞による脳梗塞

2018.11.17

みやび 浦和 脳梗塞・脳出血・くも膜下出血リハビリセンターより、本日も皆様に是非知っておいて頂きたい基礎知識をお送りします。

脳幹は思考や活動を司る脳神経の中核にあり、延髄、橋、中脳から構成されている器官集合体です。脳のあらゆる神経を伝達する部分で、人間の動作や感覚、生命維持はこの器官を通じて届いています。そんな脳幹の血管に血液が溜まって塞がってしまうと、脳梗塞が起きてしまうのです。

今回は脳幹の脳梗塞についてご紹介していきます。

■脳幹の脳梗塞は危険?

脳梗塞は脳の動脈が硬くなることで血管が狭くなり、そこに血液や脂肪、コレステロールが溜まって詰まり、血流の流れが悪くなり酸素や栄養が渡らず脳細胞が破壊されてしまうと起きる病気です。

脳梗塞は最悪の場合、死亡してしまうこともある恐ろしい病気です。また、完治しても後遺症が残ったり、再発しやすかったりするので、早期発見や予防が欠かせません。脳のあらゆる部分で脳梗塞は起きますが、脳幹に起きる脳梗塞は特に危険です。

脳幹には12種類中10種類の脳神経が集中しており、その中には生命維持に関わる神経もあります。血中ができる部分によって症状は異なり、中脳に血栓ができれば瞳孔の反応が悪くなり、橋に血栓ができれば筋肉の動きや感覚に障害があらわれるのです。

脳梗塞が重症化すると意識がもうろうして記憶がなくなる意識障害が起き、昏睡状態に陥る危険性もあります。

■脳幹の脳梗塞による後遺症

脳幹の脳梗塞は発症する場所によって症状が異なり、その症状には名前が付けられています。

それでは、脳幹に脳梗塞が起きた場合の後遺症をご紹介していきます。

・フォビーユ症候群

橋に脳梗塞の後遺症が残ると、体のコントロールが難しくなります。

目が垂直や水平に動かせない、顔の半面麻痺などの症状があります。

・ワレンベルグ症候群

延髄は呼吸や循環、消化など生命機能に関わる部分なので、ここに脳梗塞が起きると死亡率が高まります。

後遺症としてはめまいや言語障害、体のバランス感覚が悪い、知覚障害などがみられるでしょう。

・パリノー症候群

中脳は聴覚や眼球運動、運動コントロールを司る神経で、パリノー症候群は上丘部分と呼ばれる部分に起きる後遺症です。

目が垂直に動かなかったり、焦点を合わせたりすることが困難になります。

・ベネディクト症候群

こちらは中脳の赤核の脳梗塞が起きた時の後遺症です。

眼球運動の麻痺や意図せず体が震えることがあります。

・間脳障害

間脳は視床と視床下部に分けられている器官です。視床は臭覚以外の感覚を大脳に伝え、意識維持に関わります。一方、視床下部は自律神経のコントロールに関わり、ホルモン分泌や血圧、体温調節が行われます。この部分の後遺症は意識障害や感覚障害、手や口のしびれなどです。

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