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脳幹における梗塞に効果的な治療

2018.10.23

みやび 浦和 脳梗塞・脳出血・くも膜下出血リハビリセンターより、本日も皆様に是非知っておいて頂きたい基礎知識をお送りします。

脳幹とは脳の一部で、中脳、橋(きょう)、延髄という部分をまとめて脳幹と呼びます。脳幹は生命維持のために重要な働きを担っている場所です。

■脳幹梗塞の急性期治療

脳梗塞が発生した時に行う主な治療法は、いくつか種類があります。

【血管の詰まりを解消し、再発を防ぐ治療法】

・血栓回収

カテーテルで脳内に溜まった血液を取り除きます。

rt-PAが使えない場合や、効果の見られない場合に行います。

・血栓溶解治療法(rt-PAなど)

血栓を溶かして、詰まってしまった血管を再び流れるようにします。本ではアテプラーゼという物質を使っています。

・抗凝固療法(アルガトロバン、へパリンなど)

血栓ができにくいようにする薬を使った治療法です。血栓の形成に関わる血液凝固因子という物質を抑えます。発症後48時間以内で大きさが1.5cmを超すような脳梗塞への抗凝固療法として推奨されています。

・抗血小板療法(アスピリン、クロピドグレル、オザグレルなど)

血栓ができにくいようにする薬を使っています。抗凝固薬が血液凝固因子を抑えるのに対して、抗血小板薬は血小板の働きを抑えることがきます。血小板は血液成分の一つで、出血した時にかさぶたを作る成分でもあるので、血小板が作用すると血液中にも塊ができてしまい、血栓を作ってしまいます。

・脳保護療法(エボンダラなど)

脳梗塞では、フリーラジカルという物質が増加して、脳の機能障害を引き起こします。

投薬によりフリーラジカルの増加を抑え、脳を保護してくれる役割があります

【脳梗塞の悪化を防ぐ治療法】

・脳浮腫の改善(マントニールなど)

脳梗塞によって引き起こされる危険な状態の一つが脳浮腫です。 脳梗塞や脳出血によって細胞内外の水分が脳に溜まり脳の容積が増えた状態になるのを防ぎます。

・手術(開頭外減圧療法)

脳梗塞が原因で脳が腫れている場合、年齢が18~60歳であることなどの条件を満たせば「外減圧術」という手術を行います。脳内の圧力が高くなりすぎないように、手術で頭蓋骨の一部を外して、その状態のまま頭の皮膚を閉じる方法です。

rt-PAは発症4.5時間以内にしか有効ではありません。

このため、脳梗塞の発症にいち早く気づいて、治療を始めることがとても重要となります。

■急性期治療の目的とは

脳梗塞が起こった直後を急性期と呼びます。脳梗塞での急性期の治療目的は救命となりますが、後遺症を最小限に抑える目的もあります。脳幹は脳の中でも特に生命の中枢を担う場所になるので、急性期治療は非常に重要です。できるだけ早く医療機関での治療ができるように、前兆に気付いたらすぐに医療機関に行く、もしくは救急車を呼ぶようにしましょう。

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