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脳内出血から回復するためには?

2018.11.08

みやび 浦和 脳梗塞・脳出血・くも膜下出血リハビリセンターより、本日も皆様に是非知っておいて頂きたい基礎知識をお送りします。

脳出血は高血圧などが原因で脳の血管が切れ、出血した血液が脳機能に障害を与える病気です。

発症すると様々な後遺症が残りますが、特に体や感覚の麻痺やしびれの障害が多くみられます。

今回は脳出血を発症してしまった場合、どのように回復させるのかご紹介していきましょう。

■発症直後はどんな治療が行われる?

脳出血を起こした直後は出血の拡大と脳の損傷を悪化させないための治療が行われます。

治療法は主に薬を用いた薬物療法です。

・血圧管理

発症直後は高血圧な状態となっているため、血圧管理が必要です。

低い血圧を維持するために、カルシウム拮抗薬などの降圧薬を使い140mmHg未満に下げます。

・脳浮腫を予防

出血が伴う部分はむくみが生じやすく、頭蓋骨の内部に圧力がかかると脳ヘルニアを起こす危険性があります。発症3日からむくみが大きくなり、1週間から2週間程でピークに達するため、濃グリセリンを静脈に投与して予防する治療も必要です。

・けいれんの予防

出血する範囲が大きい場合、けいれん発作が起きることも多いです。

その際、治療や予防法として抗てんかん薬を使用します。

・胃潰瘍などを予防

特に高齢者に多いのですが、脳出血を起こすと胃潰瘍といった上部消化管出血を併発するケースがあります。併発する恐れがあると判断された場合、フアモチジンやラニチジンなどの抗潰瘍薬の投与が予防として使われます。

・呼吸管理

重度の脳出血の場合、意識障害や呼吸障害が見られます。症状が回復するまで気道の確保や人工呼吸による管理も重要です。

■後遺症の回復に適した期間は?

脳出血では運動機能や感覚の麻痺といった後遺症がみられます。軽度の脳出血であれば後遺症もほとんど残りませんが、だいたいの場合はリハビリが必要です。脳出血の後遺症の回復しやすい期間は発症から4ヶ月から6ヶ月とされており、その期間を回復期といいます。

6か月以降は回復速度も低下し、さらに1年後には固定化されて後遺症が治らない可能性が高いです。後遺症を完治させるためにも、治療病院を退院後はすぐにリハビリ病棟へ転院して、障害に適したリハビリが必要になります。

リハビリ病棟の退院後も、軽く後遺症が残るケースも多いですが、その後もリハビリ施設の通所や在宅リハビリを続ければ生活に不便が生じない程度に完治可能です。

脳出血は重症だと意識障害や呼吸障害が起き、最悪の場合は死に至るケースもあります。

日本人は高血圧者が多い国なので予防が大切ですが、発症した場合は早めの治療で救命することが大切です。

回復に適した時期があるので、脳出血による後遺症を残さないためにリハビリも早めに始めましょう。

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