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脳梗塞による麻痺後遺症とは?

2018.11.23

みやび 浦和 脳梗塞・脳出血・くも膜下出血リハビリセンターより、本日も皆様に是非知っておいて頂きたい基礎知識をお送りします。

脳梗塞の後遺症で最も多いのが麻痺障害です。

麻痺障害を起こすと体を動かすことが困難になり、日常生活や仕事でも不便な状態が続きます。

重症の場合は車いす生活や寝たきりの生活になるので、リハビリでの改善が必要です。

今回は脳梗塞による麻痺障害についてご紹介していきます。

■脳梗塞に多い半身麻痺

脳梗塞は脳出血よりも損傷範囲が限定されます。なので、体の片側だけに麻痺症状があらわれる半身麻痺が多いです。脳には体全体に命令を送る神経があり、脳梗塞が起こる場所によって麻痺が起こる場所は異なります。なぜ半身だけが麻痺するのかというと、脳は右脳と左脳で役割が違うので、どちらかが損傷しても全身に障害が出るわけではないのです。

また、脳梗塞の麻痺は右脳の場合は左側、左脳の場合は右側にあらわれる特徴があります。

■脳梗塞の麻痺は4種類

脳梗塞により麻痺は半身麻痺以外にも、あと3種類の麻痺があります。

そんな麻痺があるのかみてみましょう。

・半身麻痺

上記で説明した麻痺で、左右のどちらかに麻痺が起きます。脳梗塞ではもっとも多い障害です。

・単麻痺

両手もしくは両足の内、1箇所だけが麻痺する障害です。麻痺障害の中でも最も軽いでしょう。

・対麻痺

両足が麻痺する障害で、主に脳をとつながる脊髄の損傷で起きます。脳梗塞ではあまり起きにくい麻痺障害です。

・四肢麻痺

両手と両足に麻痺が起きる障害で、手足が動かしにくいので生活では最も重症と言えます。

■脳梗塞の麻痺は床ずれの原因につながる

脳梗塞で麻痺が起こると手足や体幹を動かしにくくなるので車いすや寝たきりの状態が多くなります。

麻痺は体を自由に動かせなくなるだけではなく、しびれにより感覚が鈍くなるので怪我をしても痛みに気付きにくく、発見が遅れる場合もあるでしょう。

同じ体勢が続くので体の一部に体重がかかってしまい、床ずれを起こすリスクも高めます。

床ずれとは皮膚への圧力によって血流が悪くなり、皮膚や筋肉に酸素や栄養が行き渡りづらくなり壊死する障害です。

床ずれから感染症を患うこともあるので、麻痺の治療だけではなく床ずれ予防も必要と言えます。

脳梗塞の麻痺障害は体を動かしにくくなる障害です。

発症から3時間以内の治療であれば、後遺症として残らない可能性があります。

しかし、治療の遅れや重度によっては麻痺障害が残ってしまうので、リハビリで改善しましょう。

脳梗塞のリハビリは早い段階で行えば、社会復帰できる程に改善させることができます。

ただし、発症から6ヵ月以上経つと回復が遅くなり完治しない可能性もあるので、完治は早いリハビリが重要です。

脳梗塞になり、脳の細胞が壊死することによって脚下脳とは反対側の身体に麻痺が見られる場合があります。

これを麻痺後遺症といいます。

麻痺症状の度合いには個人差があり、脳梗塞を発症した年齢、脳の壊死部分の大きさと部位、また意識障害の有無によっても異なります。

麻痺の回復は、脳梗塞発症後から2~3ヶ月間がピークと言われており、その後は回復が緩やかになったり、完治せずにその状態でとどまるようになります。

初めから麻痺が軽度である人の場合、リハビリや治療を進めていく中で日常生活が問題なく過ごせるレベルにまで回復することもあるようです。

■麻痺後遺症の症状

脳梗塞が原因の麻痺後遺症は、別名を「脳性麻痺」といい、脳の細胞や組織が壊死してしまうことによって身体に張り巡らせている神経機能に障害がでてしまう状態を指します。

主な症状は、ダメージを受けた脳とは反対側の体に麻痺が生じてしまう「片麻痺」や「半身麻痺」、手足の動きが制限され細かい作業が難しくなる運動能力の低下、また姿勢を正せなくなるものまで様々です。

人によっては、熱や寒さを感じにくくなったり、痛みが伝わらなくなってしまう感覚障害、物が見えづらくなる視覚障害、物が飲み込めなくなったり言葉を発しずらくなる嚥下・言語障害を併発する場合もあります。

■麻痺後遺症の治療法は?

①促通反復療法

こちらはテレビでも話題になった治療法で、麻痺を負った手足に正しい運動を反復して行わせることで、障害が発生した脳神経回路を再構築するという療法です。

この療法はかなりの集中力を要するため、意識障害を伴う方には適用外となります。

また促通反復療法を試すならできるだけ早い方が良いと言われており、麻痺の回復度合いにあわせて行うことが大切です。

②再生治療

手術により、正常な脊髄幹細胞を摂取し、培養したのちに静脈から投与することによって壊死した脳の神経細胞が再生されることがあります。

この治療法はまだ確率されていないため、まだ治療として受けることはできません。

しかし今後研究が進められることによって、麻痺後遺症で苦しむ人々の痛みを軽減する、画期的な方法になると言われています。

脳梗塞による麻痺後遺症を完全に治すことは不可能ですが、麻痺を改善させる治療法は受けることができます。

麻痺があると何をするのも億劫になってしまいますが、日々の生活の中で、可能な限り手足を動かすようにすることで少しずつ麻痺と向き合っていけるようになるでしょう。

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