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脳梗塞による後遺症・認知症とは?

2018.11.22

みやび 浦和 脳梗塞・脳出血・くも膜下出血リハビリセンターより、本日も皆様に是非知っておいて頂きたい基礎知識をお送りします。

脳梗塞の後遺症のひとつに、認知症があります。脳の血管が詰まる脳梗塞で起きた認知症、脳血管性認知症は、アルツハイマーと違う部分があり、介護をする場合この違う部分を意識し手助けを行う必要があります。今回はこの脳血管性認知症を解説します。

■脳梗塞から認知症になる要因

認知症で最も多いのはアルツハイマー病ですが、その次に多いのが脳血管性認知症、つまり脳梗塞の後遺症のひとつとなります。脳血管性認知症になる要因は3つあり、1つ目は脳の血管が破裂する脳出血、2つ目は脳血管にこぶができ破裂するくも膜下出血、そして最後が脳血管が詰まり起こる脳梗塞です。このうち脳梗塞が特に多く、脳血管性認知症の実に約70%~80%が脳梗塞が原因だと言われています。

脳梗塞といえば半身麻痺やうまく話すことができないなどの症状が多く想像されるかもしれませんが、認知症になりやすい脳梗塞である多発性脳梗塞にかかるとこれらの症状がほとんど出ず、発見が遅れるケースもあります。また高血圧や動脈硬化、糖尿病などの生活習慣病や、喫煙、肥満なども脳梗塞や脳血管性認知症を含む病を発症する可能性を高めてしまいます。

■症状が重くなるのが早い脳血管性認知症

脳梗塞などを原因とする脳血管性認知症では、脳血管が詰まったり破れたりするごとに次々と症状が進行するため、早く重症化してしまう事があります。

アルツハイマーと脳血管性認知症を同時に発症している混合型というケースでは、アルツハイマーのみ発症している患者さんよりも症状が重くなるのが早いことが多いです。アルツハイマーの場合はまだ特効薬が開発されていませんが、脳血管性認知症の場合は高血圧や糖尿病など、生活習慣病を改善することで同時に症状が改善へ向かう場合もあります。

■特徴的な症状例

脳血管性認知症の特徴的な症状として挙げられるものがいくつかあります。

・まだら認知症

特に多く報告されるものが、まだら認知症です。障害がある機能と正常な機能にばらつきがあり、朝できたことが夜急にできなくなる、理解力や判断力に問題はないが記憶力に影響がでてくるなど、症状がまだら状に発現するのでまだら認知症と呼ばれています。これは脳梗塞などの影響で脳内の血流量が変化することで起きているため、脳血管性認知症の主な症状としてよく挙げられます。

・認知症を自覚している

初期の場合、理解力に症状が及んでいないことも多く、自身で理解している場合があります。

これが、アルツハイマーと大きく違う点となります。

・感情のムラ

突然怒ったり、様々なものへの意欲の低下を指します。

・高次機能障害

高次機能障害とは、記憶力や判断力が低下する障害です。左右どちらかの空間を認識できなくなったり、日常の動作を正しく行えなかったり、相手の言葉を理解できなくなったりすることを指します。

・麻痺

脳血管への詰まりが原因のため、体への影響が出ていることもあります。

アルツハイマーの認知症との違いを知ることができたでしょうか。

認知症の細かな違いを確認し、重症化しないように適切な対応ができるようにしましょう。

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