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失語症のリハビリ方法

2018.11.18

みやび 浦和 脳梗塞・脳出血・くも膜下出血リハビリセンターより、本日も皆様に是非知っておいて頂きたい基礎知識をお送りします。

脳梗塞の後遺症である認知症やパーキンソン病などは「言葉が出てこない」「発音がおかしい」などの言語障害があらわれる場合があります。しかし、このような失語症や構音障害はリハビリすることで回復の期待が望めることをご存知でしょうか?

ここでは、失語症を回復するためのリハビリ方法について解説していきます。

■失語症って何?

人間の左脳には言語機能を司るための言語野が存在しています。脳梗塞や脳出血を発症すると、この左脳に障害が加わることで右片麻痺にプラスして失語症が後遺症として残ってしまうケースがあります。失語症は、聴く、話す、書く、読む、以上4つの機能全てが障害されたことを言いますが、失語症の種類は以下の通りです。

・全失語…言葉を話したり理解することができない

・ブローカ失語…ある程度の内容は理解できても話すことができない

・ウェルニッケ失語…理解の障害があるが、ある程度話すことはできる

■失語症は回復できる?

失語症は、脳梗塞の発症初期にある程度自然に回復していくものです。

しかし、脳梗塞の回復の程度は要因によって左右されるので以下を参考にしてください。

・脳梗塞を発症した年齢

・脳梗塞の出血量

・脳梗塞の大きさ

・脳梗塞で障害が起こった部位

・リハビリが早期に開始されたか

失語症は日常生活に差し障りのない程度まで回復できても、完治することは難しい後遺症と言われています。周囲からは正常に見られても、本人はなかなか言葉が浮かんでこなかったり、違和感を感じていることも多いようです。リハビリを3ヵ月以上続けても症状が改善されない場合は、根気強くリハビリを継続していくことが必要になります。

■脳梗塞による失語症のリハビリ

失語症のリハビリは、STと呼ばれる言語聴覚士によって行われます。絵カードやテキストなどを用いて机上課題を行い、聴く・話す・書く・読むの機能を向上させていく方法です。失語症は人によって症状の度合いが違ってくるので、その人に見合ったコミュニケーション方法を提供することも専門家の大切な役割になります。失語症になった本人だけでなく、その家族も一緒にリハビリを受けてうまく会話のやりとりができるように取り組んでいきましょう。

失語症は、日常生活だけでなく社会生活においてもうまくコミュニケーションが取れないことで孤立してしまうことがあります。

リハビリは、脳梗塞による失語症を改善することが大きな目的ですが、言葉で表現できなければジェスチャーや筆談、音声パソコンなどを用いてコミュニケーションを取る方法も効果的です。

家族や友人との会話もリハビリにつながるので、積極的に会話してみてください。

脳梗塞は失語症以外にも半身麻痺、視覚障害、記憶障害など様々な障害を引き起こす病気です。

脳梗塞を発症した場合には、適切な治療やリハビリを受けることも大切ですが、脳梗塞にならないよう普段から予防に努めることも重要になります。

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