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脳梗塞による意識障害

2018.11.15

みやび 浦和 脳梗塞・脳出血・くも膜下出血リハビリセンターより、本日も皆様に是非知っておいて頂きたい基礎知識をお送りします。

脳梗塞は脳細胞が壊死した部分によって脳の機能が失われてしまう病気です。

症例によって様々な症状が起こりますが、今回は意識障害について解説していきましょう。

■脳梗塞は誰にでも起こりうる病気

脳梗塞はほとんどの場合が、突然の発作で始まり病状が急速に進んで脳の組織が壊死してしまうケースが多いものです。

脳梗塞が原因で体が動かせなくなると、色々な合併症もあらわれてくることがあります。

嚥下機能がうまく働かなくなり誤嚥による肺炎を引き起こしたり、体を動かすことがでいないので長時間同じ姿勢になり床ずれができたり、足を思うように動かせないことで鼠頸部の静脈が血栓症を起こしたりします。

自分には関係のない病気だと思ってしまいがちですが、脳梗塞においては「明日は我が身」と思っていなければなりません。

それくらい誰が発症してもおかしくない病気なのです。

最近では、脳梗塞を発症する人が年々増加してきているため、「もし自分が脳梗塞になってしまったら…」という事を常に考え、日頃から脳梗塞予防に取り組むことを大切にしましょう。

■脳梗塞による意識障害について

脳梗塞が原因で起こる意識障害は、意識レベルが脳幹の覚醒系に障害があった時低下してしまうことで起こります。

また大脳皮質が広い範囲に渡り破壊されてしまった場合も同様のことが言えます。

このような障害が起きなかったとしても、急性期脳の腫れによって脳の動きが全体的に抑制されて一時的に意識レベルが低下することもあるでしょう。

ラクナ脳梗塞が意識障害を起こしにくいのは、脳梗塞の範囲が狭く脳の腫れも小さいため脳全体に影響を残すことが少ないと言われているからです。

しかし、程度のレベルが違うだけで脳梗塞であることに変わりはありません。

■意識障害が回復するまでの期間は?

脳浮腫は脳梗塞発症後1~2週間くらいがピークとなります。

個人差がありますが、この脳浮腫が完全に無くなるまでには数カ月はかかると言われています。

脳浮腫が消滅するまで根気強く待つしかありませんが、意識が回復した場合は、すぐにリハビリにとりかかるべきです。

万が一意識障害が回復せずに植物状態になってしまった場合は、年齢、栄養状態、床ずれからの感染、誤嚥性肺炎の併発、尿路感染の併発、栄養状態などの管理が徹底されていれば平均3年くらいは生存可能と言われています。

しかし、長期に渡る意識障害が奇跡的に改善する事例はいくつもあります。

家族がしっかり寄り添ったり、本人の好きなもので聴覚刺激を与えることで脳が回復するきっかけになるかもしれません。

容易ではありませんが「諦めない」ということが一番重要なのではないでしょうか。

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